究極のシンプルさ、なのに奥深い味わい
サバの塩焼きは、日本の食卓には欠かせない定番料理。しかし、ただ焼くだけでは物足りない…そんなあなたに、昆布と塩だけで驚くほど旨味を引き出す、究極の塩サバレシピをご紹介します。出汁は一切使いません。昆布の旨味とサバの脂が織りなす、シンプルながら奥深い味わいを、ぜひご堪能ください。
材料 (2人分)
- 真サバ:2切れ
- 昆布:5cm角 1枚 (乾燥昆布でもOK)
- 塩:小さじ1/2
下準備
- サバは、腹ワタを取り除き、水気をペーパータオルでしっかり拭き取ります。
- 昆布は、水で軽く洗い、キッチンペーパーで拭いて水分を落とします。乾燥昆布を使う場合は、さっと水に浸けて戻しておきましょう。
魔法の塩昆布マリネで、旨味を最大限に引き出す!
このレシピのポイントは、サバを昆布と塩でマリネすること。昆布から滲み出る旨味成分が、サバの身にしみ込み、驚くほど深い味わいを生み出します。
- サバの両面に、均等に塩を振ります。
- 昆布をサバの上に置き、サバ全体を昆布で包むようにします。
- 密閉できる容器に入れ、冷蔵庫で最低30分、できれば1時間以上マリネします。時間があれば、一晩マリネしてもOKです。サバの厚さによってマリネ時間を調整してください。厚いサバは、より長い時間マリネした方が美味しく仕上がります。
こんがり焼き上げて、極上の一品を完成させよう!
マリネが終わったら、いよいよ焼き上げです。魚焼きグリル、フライパン、オーブントースターなど、お好みの調理器具で焼いてください。
魚焼きグリルを使う場合
- グリルを予熱しておきます。
- マリネしたサバを、昆布ごとグリルにのせ、強火で5分ほど焼きます。
- 表面が焼けたら裏返し、さらに5分ほど焼きます。焦げ付かないように注意しながら、焼き加減を確認してください。
- 焼きあがったら、昆布を取り除き、お好みの薬味(大根おろし、ネギなど)を添えて召し上がってください。
フライパンを使う場合
- フライパンに油を少量ひき、中火で熱します。
- マリネしたサバを、昆布ごとフライパンにのせ、焼き色がつくまで焼きます。
- 表面が焼けたら裏返し、さらに焼き色がつくまで焼きます。
- 焼きあがったら、昆布を取り除き、お好みの薬味を添えて召し上がってください。
ワンランク上の塩サバを極めるコツ
- サバの鮮度: 新鮮なサバを使うことが、美味しく仕上げるための第一歩です。目やエラが鮮やかな赤色で、身がしっかりしているサバを選びましょう。
- 塩の量: 塩の量は、サバの大きさや好みに応じて調整してください。少し塩分控えめにして、食べる際にレモンを絞っていただくのもおすすめです。
- 昆布の種類: 昆布の種類によっても、味わいが異なります。だし昆布だけでなく、焼き昆布などを使ってみるのも良いでしょう。
まとめ
昆布と塩だけで作る塩サバは、素材の旨味を最大限に引き出した、シンプルながらも奥深い味わいが魅力です。ぜひ、このレシピで、ワンランク上の塩サバをご堪能ください。 忙しい日でも簡単に作れるので、おすすめです! 家族みんなで、美味しい塩サバを囲んで、楽しい食卓を演出しましょう!