6月といえば、梅雨入りも間近、ジメジメとした気候が続く一方で、初夏の陽射しを感じる心地よい季節でもあります。そして、この6月には、様々な旬の食材が顔を出し、私たちの食卓を彩ってくれます。今回は、6月旬の食材をいくつかピックアップし、その魅力や美味しい食べ方をご紹介しましょう。
6月旬の野菜
1. 新じゃがいも
6月といえば新じゃがいも！ ホクホクとした食感と、甘みのある味わいが特徴です。皮ごと食べられるものが多く、栄養価も豊富。シンプルに塩ゆでして食べるのはもちろん、炒め物や煮物、サラダなど、様々な料理に活用できます。特に、芽が出始める前の新鮮な新じゃがいもは、その風味を最大限に楽しめます。
- おすすめレシピ: 新じゃがのソテー、新じゃがとベーコンの炒め物、新じゃがとミョウガの和え物
2. 夏野菜の芽出し
6月はまだ本格的な夏野菜の収穫時期ではありませんが、枝豆やインゲン豆などの芽出しは旬を迎えます。柔らかく甘みのある芽出しは、さっと茹でたり、炒めたり、天ぷらにしたりと、様々な調理法で美味しくいただけます。 鮮度が命なので、購入したらすぐに調理するのがおすすめです。
- おすすめレシピ: インゲン豆の塩ゆで、枝豆の塩茹で、夏野菜の天ぷら
3. ミョウガ
独特の風味が魅力のミョウガも6月が旬です。 独特の香り成分は、食欲増進や消化促進効果があるとされています。刻んで薬味として使うのはもちろん、酢の物や和え物、味噌汁の具など、幅広く活用できます。 生のまま使う場合は、みじん切りにして使うと香りが立ちやすく、より美味しくいただけます。
- おすすめレシピ: ミョウガの甘酢漬け、ミョウガとツナの和え物、ミョウガの味噌汁
6月旬の魚介類
1. カツオ
初夏の味覚の代表格といえば、カツオ！ 新鮮なカツオは、刺身でいただくのが一番です。赤身はしっかりとした歯応えと旨味があり、脂の乗ったものはとろけるような食感を楽しめます。 たたきにしても美味しく、表面を軽く炙ることで、風味がさらに増します。
- おすすめレシピ: カツオの刺身、カツオのたたき、カツオの塩焼き
2. サワラ
サワラも6月が旬の魚です。 白身で上品な味わいが特徴で、刺身、焼き物、煮物など、様々な料理に適しています。 脂がのっていて、あっさりとした味わいが楽しめます。 骨が多く食べにくい部分もありますが、丁寧に下処理することで、美味しくいただけます。
- おすすめレシピ: サワラの刺身、サワラの塩焼き、サワラの照り焼き
6月の旬を味わって、健やかな日々を
6月は、初夏の陽気を感じながら、美味しい旬の食材を存分に楽しめる季節です。ご紹介した食材以外にも、多くの旬の食材がありますので、ぜひ色々な食材を試して、初夏の味覚を満喫してください。 旬の食材を食べることで、季節の移ろいを感じ、心身ともにリフレッシュできることでしょう。
この記事を書いた人について:
私は、食文化に造詣の深いフリーライターです。旬の食材を使った料理レシピや、食に関するコラムなどを執筆しています。 食を通して、皆様の生活がより豊かになることを願っています。
