タイ料理好きなら一度は食べたことがあるであろう、あの独特の風味と食感を持つナムプリックパオ。今回は、本格的なナムプリックパオの作り方から、アレンジレシピまで、詳しく解説します。 家庭で簡単に作れる手順と、より美味しく仕上げるためのコツもご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください！
材料：基本のナムプリックパオ
- 干しエビ: 10g (戻して水気を切る) – 海の香りが決め手！良質な干しエビを選びましょう。
- 唐辛子: 2〜3本 (好みで調整) – 辛さが苦手な方は少なめ、辛党の方は多めに。青唐辛子を使うと爽やかな辛さが楽しめます。
- ニンニク: 2かけ (みじん切り) – 風味のベースとなる重要な材料です。
- レモングラス: 1本 (白い部分のみみじん切り) – 独特の香りがナムプリックパオの特徴です。新鮮なものを選びましょう。
- コリアンダーの根: 1本分 (みじん切り) – 独特の香りと風味をプラスします。
- ピーナッツ: 30g (炒って砕く) – 香ばしさとコクをプラスします。ローストしたピーナッツを使うと風味がアップします。
- ライムジュース: 大さじ1 – 酸味と爽やかさを加えます。
- ナンプラー: 大さじ1 – タイ料理には欠かせない調味料。良質なナンプラーを選びましょう。
- 砂糖: 小さじ1/2 (お好みで調整) – 甘みと辛みのバランスを整えます。
- サラダ油: 大さじ1 – 炒め物に使うサラダ油です。
作り方：ステップバイステップで解説
- 干しエビの下準備: 干しエビは水で戻し、水気をよく切ります。戻し汁は捨てないで、後で使う場合もあります。
- 香味野菜の処理: ニンニク、レモングラス、コリアンダーの根はみじん切りにします。唐辛子は、好みに合わせて粗みじん切りまたは輪切りにします。
- 炒める: フライパンにサラダ油を熱し、ニンニクと唐辛子を弱火でじっくりと炒めます。焦げ付かないように注意しましょう。
- 干しエビを加える: 干しエビを加え、さらに炒めます。エビの香りが立ってきたらOKです。
- レモングラスとコリアンダーの根を加える: レモングラスとコリアンダーの根を加え、軽く炒めます。香りを引き出すのがポイントです。
- 材料を混ぜ合わせる: 火を止め、炒ったピーナッツ、ライムジュース、ナンプラー、砂糖を加え、よく混ぜ合わせます。
- 味を調整: 味見をして、必要に応じて砂糖やナンプラーで味を調整します。辛さが足りない場合は、唐辛子を追加してください。
- 完成: 粗熱を取り、清潔な容器に移して冷蔵庫で保存します。
ナムプリックパオのアレンジレシピ
1. 海老と野菜のナムプリックパオ炒め
ナムプリックパオに、野菜（例えば、パプリカ、玉ねぎ、ブロッコリーなど）とエビを加えて炒めます。ご飯にのせても美味しくいただけます。
2. 鶏肉のナムプリックパオ和え
鶏肉を茹でるか焼いてほぐし、ナムプリックパオと和えます。レタスなどに包んで食べても美味しいです。
3. ナムプリックパオディップ
野菜スティックやクラッカーにつけて、ディップとして楽しめます。
ナムプリックパオを美味しく作るコツ
- 良質な材料を使う: 干しエビ、ナンプラー、レモングラスなど、材料の質によって味が大きく変わります。出来るだけ良いものを選びましょう。
- 火加減に注意する: ニンニクや唐辛子を焦がさないように、弱火でじっくりと炒めることが重要です。
- 味見をしながら調整する: 甘さ、辛さ、塩加減はお好みで調整しましょう。
まとめ
今回は、本格的なナムプリックパオの作り方とアレンジレシピを紹介しました。ぜひ、ご家庭で手作りナムプリックパオに挑戦してみて、その奥深い風味を堪能してください。 自分だけのオリジナルナムプリックパオを作るのも楽しいですよ！ タイ料理の奥深さを楽しんでいただければ幸いです。
